無垢材、テーブル。
2017.12.05
すっかり寒さも定着してきましたね。
来春に向けて、新たな準備をされる方が増えてきました。
環境だけでなく、実際触れる家具が変わるとお引っ越しの実感がとても湧いてきますね。
スヴェイルでは、間取りのご相談やレイアウトプランを無料で行っております。
ごゆっくりのご相談はご予約いただけますと打合せ場所をご準備いたします←お店が狭いので笑。
テーブルに関しては、
・樹種、
・サイズ、
・天板仕様(形や彫り入れ)、
・場合によっては足の仕様、
・高さ、
など意外と選択肢が多いものです。
というのも、体やお部屋にあっているかどうか、
この先何十年とお使いになるうえで微調整は欠かせないものとなります。
こちらは丸テーブル、オーク材です。
φ900~1300くらいまで制作いたします。
丸はリラックス度も高く、1~4名様に最適でしょうか。たまには増えても囲めます。
サザエさんのような団らんを思い浮かべるとイメージしやすいでしょうか。
オーク材は空間があかるくなり、表情も穏やかに感じます。
続いてこちらはウォールナット材。
時間をゆっくりと感じる落ち着きあるダイニング空間をつくれます。
上のオーク材とガラッと印象変わりますね、光の吸収率も変わります。
よく量販のものと何が違うのですか?とご質問をいただきますが、とても簡単なことです。
それは、〝材料費〟と〝加工費〟です。
天板の接ぎ目を見ていただくと、板幅が均一なものとランダムなものが出てきます。
悪いことではありませんが、
ランダムのものは端材のような板も使えてしまうので、格安です。
しっかり揃っているものは、職人が一枚一枚セレクトしてその目にかなった板に厳選しておつくりいたします。考え方の違いですね。材を余すことなくつかうこともよいですし、毎日目を合わせる表情に拘るのもよいと思います。スヴェイルは後者となります。もちろん材は大切に、最後までありがたく使わせてもらっていますが…、、
もう一点は加工費。
家具業界における安さはほぼアジアの安い人件費、職人ではないですし分業制でつくられたもの。効率重視ですね。安心なのは、誰がどこでつくっているかということ。お洋服でも食材でもみ~んな同じです。食品偽装などよく見かけますが、家具はニュースになりません。
安くていいものも多いですが、いちばんの違いは〝メンテンナンス〟できないことですね。
10年後、日本はゴミだらけになるといわれています。
皆さんはどんなビジョンを持って家具を選ばれていますでしょうか。
職人は自身がつくったものを子供を送り出すような気持ちになるといいます。
だからこそ、何かあれば必ず直す、削り直す、など必ず何十年と心地よく使えるようにいたします。
できれば、皆さんにはその家具たちに、
思い出を刻んでほしいのです。
例えば、おこさんが20歳に成人し、
就職し、
結婚するとき、
お孫さんが生まれ、
笑って、泣いて、などなど。
テーブルに触れて幼い記憶が戻るような、
そこにひとつのものがあることで、かけがえのないものになることを願っております。
ほぼ独り言のようなお伝えですが…
とにかく毎日を共に過ごすもの。いい出会いのお役に立てましたら幸いです。
長文失礼しました。